グループホームと準不燃材料の関係とは?種類・相場・サンプルもご説明します


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小規模の住宅を活用して障害者グループホームを始める時に、戸建の一部を準不燃材料で仕上げる必要があると聞きました。
準不燃材料とは何のことでしょうか?

準不燃材料とは発火を遅くし初期の火災を防ぐ役割を果たします。
戸建をグループホームにする場合はキッチンやヒーターなど火器を使用する部屋の壁と天井を準不燃材料で仕上げる必要があります
では具体的に準不燃材料って何のことって思われる方もおられると思うので、ポイントと注意点をご説明いたします。

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  1. 準不燃材料とは何かがわかる
  2. グループホームの物件で準不燃材料をどこで使うかがわかる
  3. 準不燃材料の費用とおススメがわかる

準不燃材料とは?

障がい者グループホームは障がいをお持ちの利用者が共同で使用するということから、火災防止と利用者保護のために以下の部屋などの天井と壁を準不燃材料で仕上げることが必要です

・キッチン
・コンロ/ヒーターを使用する部屋

この準不燃材料とは「防火材料」の一種で、燃焼したり損傷したりガス発生したりするまで一定時間かかる素材です
この「一定時間」という定義が数種類あり、20分間耐えられる素材が準不燃材料となります
それでは準不燃材料について細かい定義や相場、サンプルなどをご紹介いたします。

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準不燃材料の種類

準不燃材料は、20分間の間は燃焼や損傷に耐えられる素材であり、細かく分類すると次の通りになります。

・コンクリート/レンガ/モルタル/ガラス/しっくいなどで燃焼や損傷に20分間耐えられるもの
・9mm以上のせっこうボード
・厚さが15mm以上の木毛セメント板
・厚さが9mm以上の硬質木片セメント板
・厚さが30mm以上の木片セメント板
・厚さが6mm以上のパルプセメント板

ご注意いただきたいのは準不燃材料をセメント板にする場合、厚さに規制があることです。
基本的にグループホームに利用予定の物件の壁など素材そのものを変更することが難しい場合がほとんどなので、セメント板など使う場合はこの厚さにお気をつけください。

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相場とサンプル

障がい者グループホームを開業するために利用する準不燃材料の相場とサンプルをいくつかお伝えいたします。

<サンプル1>
アキレス準不燃NDパネルノンフロン
値段:8,490円(シート2枚)

<サンプル2>
ネオマ断熱ボード
値段:29,900円(シート5枚)

基本的に1シートの大きさは約縦180cm、横90cmくらいであり、一枚につき4,500円〜6,000円あたりが相場になってきます。
開業予定の物件ごとに必要となる大きさは異なってくるので工務店と相談していただきたいですが、総額の費用はそれほど大きくならない点にもご留意いただければと思います。

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まとめ

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準不燃材料とは何かがわかって、小規模の住宅を活用して障害者グループホームを始めるイメージがわきました。
準不燃材料の相場もわかってリフォームする時の目安になり助かります。

ありがとうございます。準不燃材料を利用することは初期の火災を防ぎ、グループホームを利用する方を守る大切なポイントです。
特に戸建のキッチンやヒーターを使用する部屋の壁と天井はご注意いただきたいと思います。
開業を予定する物件によっては見積もりに違いが出てくるのでリフォーム関係は早めに見積もりを取ることがおすすめです。

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